本日、中学生の数学の授業をしました。
その生徒のノートには、途中式がなく、
答えだけが書かれていました。

それを発見し、すぐに問題を解くのを
やめさせました。
途中式のない計算演習に意味がないからです。

途中式を書くメリット
・自分の考え方を人に伝えられる
・自分の考えを可視化できる（整理できる）
・計算ミスが減る
・問題を解いた証拠となる

数学は解き方の過程が問われます。
それは途中式がなければ、誰にも伝わりません。
だから途中式を書くことが必要です。

また教える側としても途中式を見て、
どのような解説が必要かを判断しています。
途中式を見れば、理解度はわかります。

もし途中式がなければ、何を解説すればいいか
わからないので、１から１０まで
解説することになります。
もし８まで理解していたら無駄ですよね。

また、凡ミスの多い学生もいると思います。
そういった生徒は自分の考え方を整理する必要があり、
途中式を綺麗に書けているかがポイントです。
もし、途中式を書けない場合は、途中式を書くように
演習する必要があります。

また、計算演習を宿題で出された時に、
答えだけが書かれているノートって答えを写している可能性も
ありますよね？
実際、千里丘中学校の数学演習のテキストも
途中式が書かれていなければ、減点されます。
途中式があれば、自分で解いた証拠にもなります。

途中式を書いていない子はすぐに改めた方が良いですよ！

山田