園田東ゼミナールの山崎です。
先日、2月入試で高校に合格した生徒に、高校で早速配られた課題のプリントを見せてもらいました。
その中にレポート課題のための課題図書のリストがあり中~高生に読ませるには面白そうだと思い、購入しました。
「読書する人だけがたどり着ける場所」 :齋藤 孝
「おとなの教養」 :池上 彰
「人生を面白くする本物の教養」 :出口 治明
「手紙屋」 :喜多川 泰
「運転手」 :喜多川 泰
どの本も「なぜ勉強するのか?」「なぜ本を読むことが大切なのか?」「本物を知ることの大切さ」
をわかりやすく教えています。これらの本を読んで本屋さんや図書館あるいは海外旅行や美術館に行きたくなって欲しいと思います。
カウンターに置いてあるので、読みたい塾生は是非、声をかけてください。
「なぜ本を読むのか?」この問に対する非常に大雑把な答えとして、個人的に「圧倒的にコスパが良い」だと思います。図書館なら無料で読めますし、古本屋に行けば100円、古いベストセラーなら数十円から購入することが出来ます。映画なら1000~1800円で約2時間(余韻を含めれば+数時間~数日?)しか楽しめませんが、本ならば長編小説ならば映画数本分楽しめますし、また何回読んでも1冊の購入金額で済みます。
また記憶に残り易さも時間に対して得られる利益が大きいと言えます。YOUTUBEなどで知識系の動画もありますが、何度見ても理解したつもりにはなっても、内容を諳んじることは難しいと思います。その点、読書で得られる知識は「自分で受け取ったことしか、理解できない」ために逆に受け取ったことは自らの血肉になります。本が嫌いな人がよく「○○(作品名)を読んだけどよく分からなかった」といいますが、私はそれでも全然構わないと思います。それは「自分が○○歳ぐらいのときに○○を読んだけど、全然分からなくて途中で止めた」という経験を得ることが出来るからです。自分はこの分野にあまり興味が湧かないとか、この作者はあまり好きになれない、ということがわかっただけでも資産になると思います。またある程度成長してからまた同じ本を読んで見方が変わるかもしれませんし、やっぱり面白くないかもしれない、それで自分のことを知ることが出来ます。かくいう私も本を手に入れても最後まで読了することが少なくなっています。いわゆる「積ん読」という奴で、お恥ずかしい限りなのですが、それでも必要な知識は得ているつもりですし、「この本は時間があるときに落ち着いて読もうリスト」を作っているつもりで納得させています。それでも本屋や図書館には定期的に通うようにしています。
文学的作品を読むことの素晴らしさを伝えるCMソングがあります。それは2007年の集英社文庫のCMで女優の蒼井優さんが出ていた「ナツイチ」というCMソングです。美しい映像とともに、心を打つ素敵な歌で覚えておられる保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか?小説などを読むことの素敵さが端的に表現されていると思います。動画サイトにも映像(オフィシャルではないですが…)があるのでそちらでも是非、
「ことのは」
ことばことばことのは
ただ言葉が並んでいるだけなのに
それは涙をこぼさせる
それは生きていこうかなって気持ちにさせる
それは温かかったりする
ただ言葉が並んでいるだけなんだけど
ことばことばことのは
夏の終わりに淋しくなる
理由がわかった
悲しすぎて笑ったりする
理由がわかった
夏いちばんナツイチ
夏いちばんナツイチ
私は世界を旅する 言葉をつれて
私は私を旅する 言葉をつれて
いつか 出会う あなたに
いつか 出会う その時
あなたにあげる 言葉を さがそう
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園田東ゼミナール 塾長 山崎 智裕🌎
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