皆さんこんにちは!
芝谷ゼミナールの竹内です。
「梅雨」とは言い難く、ずっと晴れの日で暑い日が続きますね。
体調に気を付けてこまめな水分補給をするようにしましょう。
さて、中学2年生の数学はそろそろ「連立方程式の利用」に入るころではないでしょうか?
ゼミ生でも「計算余裕やん!」
と言っていましたが、次のページを見てすぐに前のページに戻っていました。
そうです、「連立方程式の利用」は少し難しく感じてしまう単元です。
なにより、文章が難しい!
なぜ、値段の分からないものを買うのですか?
どうして途中P地点を経由する必要があるのですか?
これから先、兄弟はなぜか池の周りを走りますし、
そのどちらかは忘れ物をして届けてもらいます。
点Pなんてものは、毎秒で動き始めますし、、、
ツッコミを入れればきりがありません。
ただ、難しいと感じている問題も少し工夫をしてあげれば簡単に考えることが出来ます。
今回は簡単に考える方法をお伝えしようと思います。
まずは、この問題。
Q.A地から5㎞はなれたB地まで行くのに、途中のP地点までは時速4㎞、P地点からは
時速6㎞の速さで歩いたところ、ちょうど1㎞かかりました。
A地からP地点までの距離を求めなさい。
最初に何をX、何をYとするかを決めなければなりません。
ここで多いのは何をX、Yにすればいいか分からないという事です。
今回、求めるのは距離なので今回は距離をX、Yとします。
X:A~Pまでの距離
Y:P~Bまでの距離
ここまでは普通通りです。
ここから、図を描いてごらん!と言われた方も多いのではないでしょうか。
それがこちらです。

よくある形です。ただ、速さの単位と、距離の単位が混在していたり
複雑なので整理してあげると、、、

図を書く際に気を付けること、
それは単位をそろえることです。
図が書ければ、立式の作業に入りますが、
ここでも図を使う事で簡単に考えることが出来ます。

赤枠で囲った部分が1つ目の式
X+Y=5
となります。

青枠の箇所は、時間を表す「道のり÷速さ」が分数として表されています。
つまり2つ目の式は
X/4+Y/6=1
という事になります。
ここからは普段通り、連立方程式を解くだけになります。
このようにして、図を書く際に「単位」に注目して描いてみると
簡単に立式することが出来ます。
難しいと思っているそこのあなた
考え方を変えてみると簡単に出来るようになるかもしれませんよ!!
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