2024年12月14日
他人事じゃないですよ、「たにんごと」と読んだあなた。
(日本語検定/宣伝会議賞/2010/浅野俊輔)
こちらは日本語検定の有名なキャッチコピーです。
「他人事」は正しくは「ひとごと」と読みます。※最近は「たにんごと」でもよいという風潮もあります。
「日本人なんだから日本語検定なんて必要ないでしょ。」
という人に対しての鋭いカウンターが炸裂していて、
何とも痛快なキャッチコピーだと思います。
こういうのが書ける人になりたかった…
こんにちは、
尼崎市にある1中学校専門塾、立花ゼミナールです!
最近、「自己責任」って言葉をよく耳にします。
因果応報・自業自得・自縄自縛
身から出た錆・自分で蒔いた種・自分で自分の首を絞める
などなど、同じような意味の四字熟語・ことわざが結構あります。
私はこれらの言葉を他人に対して使うことがあまり好きではありません。
使うなら自分自身に使うべきだと思っています。
何でこの話をしているかというと、
最近何でも子どもに決めさせたがる人が多いなと感じたからです。
「子どもがやりたいからやらせる」
一見すると健全そうですが、
「やりたいから」と素直にさせてはダメな時もあります。
例えば、
「俺、中卒で働くわ」
「私、高校中退するわ。」
など、人生において大きな決断がなされる場合、
しっかりと子どもの決断の真意を測らなければばりません。
これを、
「自分のことだから、自分で考えて決めなさい。」
「あなたの人生だから、あなたの好きにすればいい。」
と返答してしまうのは、
いくら何でも「他人事」だと思うのです。
冷静に考えて、
自分が10代半ばの時に、
人生設計をきっちり考えて行動していたかというと、
大半の人の答えは ”NO” でしょう。
私も ”NO” です。
まだまだ知らないことも多い年頃の子に、
自己責任で決断を押し付けるのは、
なかなか、いただけないなと思う次第です。
うちの塾生たちも、
自分の人生について考えている子もいれば、考えていない子もいます。
どちらかというと考えていない子の方が多いです。
その子たちが人生において大きな決断をするときに、
頼りになる大人として、そばにいて支えてあげられるように、
私自身、日々精進しています。
困った時に助けてあげられる大人でありたい、
そう悩む日々であります。
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