2024年11月15日
豊中市で1中学専門の個別指導を行っております、豊中11ゼミナールです。
今回は人の影響力についての話をしたいと思います。人の影響力はちっぽけなものであると考えていませんか?
実は人の影響力はすさまじいものです。その例として、アッシュの実験の内容を紹介します。
アッシュの同調実験は、以下のような手順で行われた。
まず、実験室に8人の人間を集める。このうち7人は「サクラ」であり、アッシュの指示通りに行動する。
したがって、被験者となるのは残りの1名のみである。
次に、図版Aと図版Bを参加者たちに提示する。図版Aには1本の線が描かれており、図版Bにはそれぞれ長さの異なる3本の線が描かれている。
そして、図版Bの3本の線のうち、図版Aの線と長さが同じものはどれか、参加者に1人ずつ答えさせる。
なお、図版Bに描かれた線の長さはそれぞれはっきりと異なり、正解は明らかである。
アッシュはこのような問いを18種類用意し、そのうち12の問いにおいてサクラに不正解を答えさせ、
それによって被験者の答えがどう変化するのかを調査した。
アッシュの同調実験の結果は以下のとおりである。
サクラ全員が正解を答えると、被験者も堂々と正解の選択肢を選んだ。
しかし、サクラが不正解を答えると、被験者も不正解の選択肢を選ぶ傾向が確認された。
実験の結果、全ての質問に正解を答えつづけた被験者は全体のおよそ25%で、
残りの75%は不正解のサクラに一度でも同調してしまった。被験者がサクラに同調して不正解の選択肢を選ぶ確率は、約3分の1であったという。
アッシュの実験からわかることは自分一人で考えるときは正確な判断ができても、集団のなかにいるときは
集団に合わせて誤った判断をしてしまうことです。
逆に言えば、【正しい判断ができる集団にいれば正しい判断ができる】ということもできます。
勉強も同じです。
一人では難しいのであれば、みんなで正しい判断ができるように切磋琢磨していきましょう。
豊中11ゼミナールでは生徒一人ひとりに寄り添い、指導を行います。
ぜひ、今回の定期テストで社会から良いスタートを切ってみませんか?
ぜひ、ご連絡お待ちしております。
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