2025年12月27日
教育豆知識こんにちは!
西宮市にある、1中学専門塾の鳴尾ゼミナールです。
冬休みが始まりました!
年末年始は楽しいことが沢山あって忙しいかもしれません。
しかし、このタイミングで「復習の時間を作る」ことが来年の自分を楽にします!
少しでも時間を作って、復習するようにしましょう。
ではどうやって復習するのが効果的なのか
“本当に記憶に残る復習法”を3つ紹介します!
【復習法①】時間を置いて復習する
復習で最も大切なのは、
「すぐやる」ことではなく「間隔をあける」ことです。
研究によると、
一気に何度も復習するよりも、
時間をあけて何度も復習するほうが記憶は定着しやすい
ことが分かっています。
実際に、
• 授業直後に復習したグループ
• 翌日に復習したグループ
を比べた実験では、
翌日に復習したグループの方が、1週間後も多く覚えていた
という結果が出ています。
これは、
「忘れかけたタイミングで思い出すと、記憶が強くなる」
という脳の仕組みです。
おすすめの復習タイミングは
• 1~2日後
• 1週間後
• 2週間後
完璧を目指さず、
「また見る」ことを意識するのがコツです。
冬休みが始まってすぐに、授業を受けていて分からなかったことや
忘れてそうといった部分を見直して、お正月が落ち着いたころにまた見直す。
そして、冬休み最終日らへんにまた見直すと良いタイミングで復習できると思います!
【復習法②】自分でテストをする
復習というと、
• 教科書を読む
• ノートを見返す
を思い浮かべがちですが、
それより効果的なのが「自分でテストする」ことです。
研究では、
• ただ読むだけ
• 読んだあと、内容を思い出して書く
この2つを比べたところ、
後者のほうが1週間後の成績が高かった
という結果が出ています。
つまり、「覚えた内容を頭から引き出す」いわゆるアウトプットすることが、最強の復習なのです。
具体的には
• 問題集を解く
• 白紙に覚えたことを書き出す
「思い出せなかった=ダメ」ではなく、
思い出そうとしたこと自体が、記憶を強くします。
英単語や理科、社会の単語を、時間を取って覚えて、真っ白な紙に覚えたものを思い出せるだけ書いてみる。
友達と短時間でどれだけ覚えられるか競い合っても面白いかもしれませんね!
【復習法③】黄金比は「3:7」
次は、勉強時間の使い方です。
記憶に残りやすいとされている比率は、
インプット:アウトプット=3:7
つまり、
• 読む・聞く → 3割
• 解く・書く・説明する → 7割
が理想です。
たとえば、
30分教科書を読んだら、
そのあと問題演習や解き直しをしっかり行う。
「覚える」より
「使う時間」を多く取ることが、復習の質を高めます。
まとめ:復習が変われば、結果が変わる
✔ 時間を置いて復習する
✔ 思い出す復習をする
✔ アウトプット多め(3:7)
この3つを意識するだけで、
同じ勉強時間でも、定着度は大きく変わります。
新しい問題集を増やす前に、
復習のやり方を見直す。
それが、成績アップへの近道です。
鳴尾ゼミナールでは、復習を最適化するためにインプットとアウトプットのバランスを考えて授業を実施しています。
なかなか学んだことが定着しないという方はぜひお問い合わせください!
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