2025年11月27日
思い出の生徒伊丹南小、鈴原小、有岡小、笹原小、
伊丹南中専門の個別指導塾!
伊丹南ゼミナール 室長の藤田です!

今まで高校受験や大学受験を含めて
100人以上の受験生たちを
指導してまいりましたが、
みんな合格というほど
受験の世界は甘くはありません。
室長10年目ともなると、
悔しい不合格を何度も見てきました。
しかし、その中でも不思議な不合格の話があります。
とある中3の女の子のお話です。
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私が室長2年目の頃、
その中3の女の子は非常に真面目で、
休み時間は塾生たちといつも
大きい声で笑い合う
メリハリのある明るい女の子でした。
塾の宿題や、日々の勉強を
主体的に取り組み、成績も上がってきて
良い調子でしたが、
志望校合格の最低ラインは越えてはいるが、
合格者の平均レベルに届かない微妙な成績でした。
しかし、この女の子の様子を見ていれば
「この子ならきっと大丈夫」と思わざるを
得ないくらい、本当によく頑張っていました。
合格発表当日。
教室で合格の吉報を今か今かと一人で緊張して
待つ私のもとに最初の電話が鳴り響きました。
「塾長!こんにちは!」
「おお、○○さん!どうやった?」
「不合格でした!!」
「おおおおおお!!!
って、えええええええええ??!!
なんでそんなに元気なん?!」
彼女は元気よく不合格の報告をしてくれて、
聞き間違いなのではないかと思い
再度確認するもやはり不合格でした。
後から知ったことですが、
合格まであと2点足りなかったそうです。
室長になってから初めて出してしまった不合格、
それもあんなに頑張っていた子を不合格に
させてしまったという自責の念に駆られていました。
その後、お母様とも一緒に直接塾にも来てくれたので
謝罪とともになぜそんなに元気だったのか
その女の子に理由を尋ねると
「もとから合格できるか厳しそうだったし、
自分の中では全力出せたからいいんです。
もしその高校を受験させてくれなかったら
そっちの方が悔しいです。」
と話してくれました。
そして3年後・・・
なんとその子は進学した私立高校で
ひとつ上のレベルのコースに上がっただけでなく、
そのコースで主席を取る成績を残し、
卒業生代表のスピーチをするまでに成長していました。
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『人間万事塞翁が馬』とは聞きますが、
本当にそんなことがあるのか~と感嘆してしまいました。
私の中で何が何でも合格させる、という
受験指導の価値観が変わる瞬間でもありました。
結果(合格すること)はもちろん大切です。
しかし、受験を通して何を学び、それを次にどう生かすのか
が重要であることを彼女が教えてくれました。
【伊丹南ゼミナール】
2021年4月に開校。
南中から徒歩1分の好立地。
伊丹で1番面倒見のいい塾を目指します。
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TEL: 072-768-9336
Mail: itm-info@dr-t-eam.jp
お子様の学習状況をヒアリングしながら、ご説明します。
ご不明な点や、気になるところもお気軽にご相談ください。
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