2025年09月18日
吹田市にある山田中学校専門塾、山田ゼミナール室長の松本です!
入試が近づいてきたな、と日々感じています。年末まではどうしても学校の授業が最後の単元に差しかかってくるので、そのフォローを優先する時間が必要です。ここを丁寧に押さえきれないまま入試演習に突っ込んでしまうと、どうしても知識に穴が残ってしまう。だから、まずは基礎の棚卸しを兼ねて「最後の単元」をきっちり理解させたいと考えています。
ただ、それだけでは入試準備としては不十分。短期目標をはっきり掲げることが大事だと常に思っています。そこで私は、11月の実力テストを一つの勝負どころに設定しています。このタイミングでの得点は、その子の受験力をほぼ正確に映す鏡になる。だからこそ、11月までに「実力テストで戦える力」を作る、という目標を明確に伝え続けています。
もちろん、定期テストも並行です。受験勉強に気持ちが偏ると、どうしても「まあ定期はいいか」となりがちですが、評定は入試で大きな意味を持つ。数字で残る以上、見過ごすことはできません。私自身、子どもたちに「定期も受験も、両方やりきることが大事だ」と繰り返し伝えています。正直、バランスを取るのは容易ではありませんが、そこに挑むこと自体が成長につながると思うのです。
秋から冬にかけては、ただ学習の「量」を積み上げるだけでは足りなくなる時期です。もちろん時間は引き続き必要ですし、むしろ増えていきます。そのうえで、「どう取り組むか」「どこまで精度を高めるか」が大きな差を生むようになります。量を確保しつつ、その中身を磨き込んでいくこと——ここが勝負どころです。私も横で見ていて、子どもたちが本当に走り切れるよう、声をかけ続けようと決めています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お子様の学習状況をヒアリングしながら、ご説明します。
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