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ドリーム・チームの校舎ブログ

2025年08月02日

【城南ゼミ】最新教育事情 男子校と女子高について

城南ゼミナール

福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリームチーム 城南ゼミナール です。

 

 

 

日本では近年、性別を分けた高校・大学(男子校・女子校)が大幅に減少しています。

保護者の皆様にも男子校・女子校を卒業された方が少なからずいらっしゃると思います。

では、具体的にどのように変化しているのでしょうか。

 

 

    • 男子校:173校→92校(53.2%)

    • 女子校:438校→266校(60.7%)

 

文部科学省の『学校基本調査』を参照し、2004年と2024年を比較しました。

ここ20年で男子校は約半分に、女子校は約6割に減少しています。

 

実際、福岡県では2025年 東福岡高校 が 男子校 →共学

2026年 中村学園高校 が 女子校 → 共学 となっています。

 

では大学ではどうでしょう?

  • 女子大:90大学→72大学(80.0%)

高校と同様の比較をしたところ、ちょうど8割に減少していました。

高校ほどは共学化が進んでいません。

しかしながら、72の女子大学のうち2024年時点で収容定員数に達していたのは、たったの20大学(27.8%)です。

このことから、女子大学の共学化が進んでいくのではないかと考えられます。

直近では京都ノートルダム女子大学が募集停止になったことや、武庫川女子大学が共学化を発表したことが大きなニュースになりました。

 

 

なぜ、男女別学が減っているのでしょうか?

生徒・学生数の減少が続き、男子または女子だけを対象とする学校では経営が成り立ちにくく、男女両方に対象を広げる共学化が増えています。

生徒・保護者の世代どちらも、異性と一緒に学ぶ環境を望む傾向が強まっています。共学環境で社会的適応力を育む価値が重視されています。

特に女子大学においては、就職につながりやすい学部・専門領域を持たないケースが多かったため、志願者離れが進行しました。

 そのため、共学化や新設学部の設置などの改革が求められています。

 

上記の理由が考えられます。

 

ここで、改めて男子校、女子校、共学、それぞれのメリットを考えてみますね。

 

① 男子校の良いところ

  • 周囲の目を気にすることなく好きなことに集中できる環境がある

  • 各自が伸び伸びと個性を大切にできる

  • 同性の教員がロールモデルとなり、肯定的に未来像を描ける

② 女子校の良いところ

  • 性別によるバイアスがないため、リーダーシップや力仕事などを率先して行う

  • 女性ならではのキャリアプランを考えるきっかけがある

  • 精神的な成長が早い女子ならではの教育が可能である

③ 共学の良いところ

  • 異性の考え方や感性に触れる機会が多い

  • イベントを男女共同で行うなど、社会に出てから役立つ経験ができる

 

 

これらを踏まえて、お子様の進路選択をどのようにしていくべきか、その答えはもちろんありません。

 

 

別学でも共学でも、それぞれの学校には理念が存在します。

保護者様だけでなくお子様自身がその理念に共感し、その学校で学びたい、過ごしたいと思うかが重要です。

そのほかにも、性別の枠を外すことで伸びる場合もあれば、集中できる環境を優先すべき場合もあります。

お子様にとって最適な環境はどちらなのかを考えることが大切です。

別学、共学を問わず、高校によっては複数のコースが、大学には多くの学部、学科が設置されています。

お子様が社会で活躍するために何を学びたいのかや、そもそも社会でどうありたいのかが進路選択で追究すべき課題です。

 

 

 

 

ですので、別学共学という枠組みではなく、校風、理念、性格、やりたい事、など、幅広い視野で選択をしていければと思います。

なかなか結論が出なかったり、お子様と進路の話ができなかったり、お困りの場合はご相談いただければと思います。

 

 

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