2025年06月27日
吹田市にある山田中学校専門塾、山田ゼミナール室長の松本です!
期末テストが終わると、生徒たちの表情に少し緩みが見えてきます。
「終わったー!」という安堵と開放感。それは、頑張った証でもあり、しっかりと味わっていいものだと思っています。
ですが、指導者として心に置いているのは、「テストが終わった“ここから”が本当の差になる」ということです。
テスト直後のこの数日間は、本人の意識が次の成長に向くか、それとも緩んだまま流れていくかの分かれ道になります。
というのも、多くの生徒は「やり切った」という感覚で一区切りをつけてしまいがちです。
しかし、テストは“ただの結果発表”ではなく、“自分の弱点を教えてくれるツール”でもあります。
できなかった問題は何だったのか?
解けたと思ったのに点が取れなかったのはなぜか?
そこを振り返り、次にどうつなげるかを考えることが、本当の意味での「勉強」です。
塾では、テスト後に必ず見直しの時間を設けています。
「解き直しノート」や「個別復習課題」などを通じて、自分の思考のクセやミスのパターンを知り、それに対してどう向き合うかを指導します。
これは、次回のテストに備えるだけでなく、日々の学びの質を高めていくために欠かせないプロセスだと考えています。
そして、実はこの時期こそ、先取り学習や苦手分野の克服に向けた絶好のチャンスでもあります。
夏休み前のこの期間は、学校の授業も一旦落ち着き、比較的自由に動かせる時間が増える時期です。
だからこそ、「何をするか」が次の飛躍に直結するのです。
期末テストは終わりました。
けれど、本当の意味での“学び”は、むしろここから始まります。
私たちは、結果を受け止め、分析し、次につなげる力を、生徒たちに育てていきたいと考えています。
テストの点数は一時的なもの。
でも、「終わったあとに何をしたか」は、その子の土台となって、これからのすべての学びを支えていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お子様の学習状況をヒアリングしながら、ご説明します。
ご不明な点や、気になるところもお気軽にご相談ください。
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