2025年06月18日
大阪府吹田市にある吹田第一中学校専門塾、吹田第一ゼミナール室長の石原です!
夏という季節には、何とも言えない“転機”の気配があります。
日が長くなり、蝉の声が響き出すころ、子どもたちの顔つきにも少しずつ変化が見えてきます。
受験を控えた子は、焦りと覚悟が入り混じり、学年が上がったばかりの子は、少しずつ「自分なりの勉強」に向き合い始める。そういう空気を、教室の中で私は毎年感じています。
私たちにとって夏は、「本気になる準備期間」であり、「差がつくタイミング」でもあります。
特に、夏休みという約40日間は、学校という“強制力”が外れるぶん、自分を律する力が問われます。
ここで「自分から動ける子」と「誰かに言われてから動く子」では、秋以降の伸び方に明確な差が出てくるのです。
一方で、「時間がある」という安心感が、かえって危うさを生むこともあります。
「まだ夏休み入ったばかりだから」「今日はちょっと疲れてるし」――そうして後回しにした1日1日が、気づけば取り返しのつかない“ズレ”になっていく。私たちが夏に声をかけ続けるのは、その小さなズレを防ぎたいからです。
だからこそ、まず取り組んでほしいのは、「夏の計画を、自分で立てること」。
すべて完璧にこなす必要はありません。でも、自分で見通しを持って、決めたことを実行する。その経験自体が、子どもたちを確実に成長させてくれます。
そしてもう一つ、夏は「挑戦」ができる季節です。
苦手単元を集中してやり直す、先取りにチャレンジする、毎日30分の読書を習慣にする。
そうした“ふだんはできなかったこと”に、本気で取り組める環境をつくってあげたい。私たちもそのために、教室を開け、伴走し、支える準備をしています。
子どもたちにとって、夏はただの季節の一つではありません。
努力の意味を知り、自分の限界を超えるチャンス。自信を持って「やった」と言える夏を過ごした子は、そのあとも強いです。
今年の夏、どんな姿で過ごすか。
それはもう、誰かに決められるものではなく、自分で決めるもの!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お子様の学習状況をヒアリングしながら、ご説明します。
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