【お盆を迎えるにあたって】
お盆は、ご先祖様が私たちのもとに帰ってきて、
そっと見守ってくださる時期。
普段は意識しないけれど、「ありがとう」と伝えることの大切さを
そっと思い出させてくれる、そんな行事です。
🥒「きゅうりの馬」と🍆「なすの牛」
お盆になると、
なすやきゅうりに割り箸の足をつけた飾りを
目にすることがあります。
あれはただの飾りではなく、こんな想いが込められています。
- きゅうりは馬。
「一刻も早く会いたい」という気持ちで、
ご先祖様がこの世に早く来られるように――。 -
なすは牛。
「どうかゆっくりしていってください」
そんな願いを込めて、帰りはのんびりと。
目には見えないけれど、
私たちは、いまもどこかで見守られているのかもしれませんね。