2025年07月16日
大阪府吹田市にある吹田第一中学校専門塾、吹田第一ゼミナール室長の石原です。
1学期がまもなく終わります。
塾にやって来る生徒たちが「明日、通知表が返ってくるんです」と口々に話しながら、少しそわそわした様子を見せ始めました。
評価が数値として返ってくるこの時期は、嬉しさもあれば、少しの悔しさやモヤモヤもついてくる。
どの子にとっても、自分の3か月間をふり返るタイミングです。
一方で、特に中学3年生にとっては、この「通知表」は単なる結果以上の意味を持ちます。
内申に関わるという現実があり、それが受験に直結していく。重さが違うのです。
点数だけではなく、提出物・授業態度・日々の積み重ね。そのすべてが可視化されるのが通知表であり、そこから何を読み取るかが次の行動を左右します。
だから明日、塾では中3の子たちと、あーでもないこーでもないとたっぷり話をする予定です。
8月末の実力テストに向けて、誰がどこに課題を抱えていて、何を積み上げていけばいいのか。その確認と共有です。
もちろん全員が前向きな気持ちで夏に入れるわけではありません。
「今回は思ったほど取れなかった」「なぜ評価が下がったのかわからない」といった声も聞こえてくるでしょう。
でも、成績とは、未来への問いかけです。
「何ができていて、何ができていないのか」「それをこの夏にどう補うか」――それを一緒に考えるのが、私たちの役目です。
落ち込んでいる子にも、浮かれている子にも、冷静に次の一歩を示す。それが夏を前にした塾の役割だと考えています。
通知表がどうであれ、学びはここで終わりではありません。
むしろここからが本番。夏という時間を、どう戦略的に使うか。家庭でも、結果に一喜一憂するよりも、「これからどうするか」に目を向けて声をかけていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お子様の学習状況をヒアリングしながら、ご説明します。
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